新作坊

新作坊 Humanity Innovation and Social Practice

センス.オブ.プレイスの育成を目指した言語文化通識課程の教学実践:USRプロジェクト台日連結の実践フィールドを例に

摘要:

社会責任や市民性を重視する教育観の世界的趨勢を受けて、台湾の大学では、USRプロジェクトを代表とする教育革新が実施されており、その教育理念の一つとしてセンス.オブ.プレイス(sense of place)の育成が重視されている。地域問題を解決し、地域や社会の発展に貢献できる市民性を備える人材を育成するには、その前提として、地域に対する関心や愛着といった人と場所をつなぐ感情、すなわちセンス.オブ.プレイスが伴わなければならない。そこで本研究では筆者が参与するUSRプロジェクト台日連結の実践フィ-ルドである高雄市前鎮区草衙エリアについて、台日学生の異文化協働学習によるフィールドワーク、地域紹介日本語プレゼン制作、オンライン交流の活動を行い、place bonding scaleを用いた量的資料および質的調査資料を用い学習者のセンス.オプ.プレイスの育成状況を分析した。その結果、学習者の前草エリアへのセンス.オプ.プレイスが形成されたことが明らかになった。また、その地域へのセンス.オブ.プレイスが地域に対する社会責任育成に発展していくことも示唆された。